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旧河内国茨田郡の神社の一覧を、『大阪府全誌』から抽出して作成したものです。 所在地は、大正時代の旧郡・旧村別にしてあります。 ●は合祀社です。 更新2007.3 |
式内 |
神社名 |
所在地 |
祭 神 |
氏地など |
守居神社 | 守口町大字土居字西の丸 | 素戔嗚尊 | 本町一円 社記によると延喜18年秋の淀川洪水で水が溢れた時、村の坤方向に一つの神體を得、仮に凸所に鎮座させたのが当社の起源。のち土居神社〜現在社名に 末社-稲荷神社 |
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●産土神社 |
守口町大字土居字田の東 | 素戔嗚命 | ||
●渦神社 |
守口町大字守口字狼島 | 別雷神 | ||
天農神社 | 三郷村大字東橋波字細久 | 素戔嗚命・誉田別命・菅原道真 | 東橋波村・西橋波村 伝えでは正平の乱にあって神霊は讃良郡に移り後の寛文10年に再建 末社-厳島神社 |
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式内 |
高瀬神社 | 三郷村大字高瀬字杓井 (旧世木村) | 天御中主命 | 旧世木村・旧馬場村 社記によると聖武天皇の勅願により高瀬里高瀬川沿いの地に鎮座、故に高瀬神社。付近17ケ村の神社 |
大枝神社 (もと産土神社) |
三郷村大字高瀬字紅雁 (旧大枝村) | 誉田別命 | 旧大枝村 | |
産須那神社 | 三郷村大字寺方字岩田 (旧北寺方村) | 菅原道真 | 寺方村、元和元年焼失、寛永元年に社殿を再建 | |
南北神社 | 諸堤村大字諸口字東原 | 誉田別命 | 本地一円、社記には延久4年誉田八幡宮の分霊を勧請 | |
産須那神社 | 諸堤村大字横堤字宮地 | 誉田別命 | 本地一円、延文5年男山八幡宮の分霊を勧請したものという | |
古宮神社 (もと赤曾根神社) |
古宮村大字浜字赤曽根 | 誉田別命 | 本地全部、俗に古宮という、大正4年に現社名に | |
●大神社 |
古宮村大字下字宮の前 | 天照皇太神 | ||
●産須那神社 |
古宮村大字安田字堤足 | 表筒男命・中筒男命・息長帯姫命・天照皇太神 | ||
八阪神社 | 門真村大字門真字古前 (旧一番上村) | 素戔嗚命 | 門真一番上村・同下村、創建年月不明 | |
門真神社 | 門真村大字門真字中畔 (旧四番村) | 素盞鳴命 | 門真三番村・同四番村、創建年月不明、もと南宮・中宮・北宮の三社があり、当社はその中宮という | |
天神社 | 門真村大字門真字宮地 (旧二番村) | 少彦名命・菅原道真 | 旧二番村・旧三番村、創建年月不明 | |
式内 |
(細屋神社跡) | 門真村大字門真字細屋 (旧三番村) | 現豊能村大字秦字神楽田の式内細屋神社の旧跡 | 移転の年月は不明 |
三島神社 (もと山王権現) |
二島村大字三つ島字正路 | 天照皇太神・素戔嗚命・大巳貴命 | 本地一円、明治13年に現社名に | |
●堤根神社 |
二島村大字稗島字堤下 | 天照皇太神 | ||
北野神社 | 南郷村大字氷野字宮の前 | 菅原道真 | 氷野村・赤井村 | |
菅原神社 (もと産土神社) |
南郷村大字諸福字堤添 | 菅原道真 | 本地一円、明治5年に現社名、末社-歯神社 | |
大神社 (もと産土神社) |
南郷村大字新田字五歩 | 大山咋命 | 本地一円、明治5年に現社名、末社-福島神社・稲荷神社 | |
産須奈神社 | 四宮村大字上島頭字宮地 | 菅原大神 | 上島頭村・下島頭村、創建年月不詳 | |
産土神社 | 四宮村大字岸和田字馬場 | 菅原道真 | 本地一円 | |
産土神社 | 四宮村大字上馬伏字宮地 | 菅原道真 | 上馬伏村・巣本村 | |
産土神社 | 四宮村大字下馬伏字高繁 | 菅原道真 | 本地一円、末社に厳島神社 | |
式内 |
堤根神社 | 大和田村大字野口字若林 | 彦八井耳命・菅原道真 | 本村全部、茨田宿彌が茨田堤を築いた時その祖神を祀ったものか、中世の沿革不明 末社-若宮八幡宮・九頭神社 |
佐太神社 | 庭窪村大字佐太字宮地 (旧一番村) | 菅原道真 | 本地一円、社伝ではこの地は菅原道真の領地であったため筑紫に左遷の際にしばらくこの地に滞留、都の噂とやかく沙汰されたので、ここに神を祀ったという 末社-告神社・白大夫社・愛宕社・稲荷社・牛神 |
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●氏神社 |
庭窪村大字仁和寺字宮の軒 | 菅原道真 | ||
白山神社 | 庭窪村大字大日字宮地 (旧大庭六番村) | 伊弉諸尊・伊弉冊尊・菊理姫命・経津主命・武甕槌命・天児屋根命 | 本地一円、末社-稲荷神社 | |
産土神社 | 庭窪村大字大庭七番字宮地 | 素盞鳴命 | 本地一円、末社-稲荷神社・開墾神社 | |
八雲神社 | 庭窪村大字八雲字寺西 (旧八番村) | 素盞鳴命・応神天皇・菅原道真 | 本地一円、末社-宇賀神社・稲荷神社・金刀比羅神社 | |
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津島部神社 | 庭窪村大字金田字宮垣内 (もと対馬江村に鎮座) | 津島部命・菅原道真 | 金田・東・北・梶・藤田村、九箇荘村の対馬江・黒原村、伝えによると、もと対馬江村にあったが洪水によりこの地に遷座したという 末社-比枝神社・天満宮・稲荷神社・厳島神社・八幡神社てがあり、いずれも明治5年に近村より合併遷座 |
菅原神社 | 九箇荘村大字池田字門田 | 菅原道真 | 池田・点野・葛原村 伝えでは往古当社に祀られたのは大国主命であったが、正暦年間に中振村蹉陀天満宮より道真の遺物の白木太刀を請受けて御霊代として道真を祀ったことにより在来の祭神を忘れられたという、天満宮ともいい後に氏神社と改め、俗に門田神社とも呼ぶ、大正元年に現社名に 末社-琴平神社・白大夫神社・稲荷神社 |
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●菅原神社 |
九箇荘村大字葛原字南山 | 菅原道真 | ||
●氏神社 |
九箇荘村大字点野字中の道 | 菅原道真 | ||
氏神社 (往古は大利神社) |
九箇荘村大字大利字城ヶ山 | 菅原道真・大歳神 | 本地一円 往古は大歳神社と称し農家の五穀豊穣を守る神であったが、のち菅原道真を合わせ祀る末社-伊勢神社・稲荷神社・応神天皇・息長比売命・比売神 |
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氏神社 | 九箇荘村大字高柳字社地 | 菅原道真 | 本地一円 | |
氏神社 | 九箇荘村大字神田字宮東 | 菅原道真 | 本地一円、末社-稲荷神社・愛宕神社 | |
友呂岐神社 (もと八幡神社) |
友呂岐村大字郡字御所山 | 応神天皇 | 郡・三井・田井・太間村、明治43年合祀時に現社名に | |
●氏神社 |
友呂岐村大字三井字若山 | 菅原道真 | 道真の死後、この地に宿した縁から本法寺の僧が神霊を字若宮に勧請し産土神とした | |
●二本松神社 |
友呂岐村大字田井字宮前 | 菅原道真 | ||
●菅原神社 |
友呂岐村大字太間字東 | 菅原道真 | ||
鞆呂木神社 | 友呂岐村大字木屋字新 | 天照皇太神・春日大神・住吉大神・稲荷大神・恵比須大神 | 本地一円 清和天皇貞観3年ごろの勧請という、往古から妙令の処女に薦巻飯を供進させる儀式があった |
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●若宮八幡神社 |
友呂岐村大字木屋字浦 | 誉田別命 | ||
八坂神社 | 友呂岐村大字平池字楠の森 | 素盞鳴命 | 平池・石津村、 旧号は氏神社といい、醍醐天皇の延長元年に京都八坂神社の分霊を勧請したものが起源という、以来20年目ごとに茨田池の茅で屋根の葺替えをしてきたが、萬延元年に瓦葺龍宮造とした、合祀時に現社名に 末社-稲荷神社 |
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●産土神社 |
友呂岐村大字石津字宮崎 | 誉田別命・菅原道真 | ||
加茂健豆美命神社 | 蹉蛇村大字走谷字石仏 | 加茂健豆美命 | 本地一円 寛永6年再興という、明治5年に中振蹉蛇神社へ合祀、同12年復社 末社-御手洗神社 |
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蹉蛇神社 | 蹉蛇村大字中振字 | 菅原道真 | 中振・出口村 | |
式内 |
意賀美神社 (もと須賀神社) |
枚方町大字三矢 | 素盞鳴命 | 本町全部、貞観14年の疫病流行の時、清和天皇から萬年寺聖實師に神璽が授けられ病の終熄を祈られたものが起源という、別名牛頭天王又は祇園社ともいう、もと須賀神社といい、合祀により現社名に 末社-琴平神社・稲荷神社 |
●日吉神社 |
枚方町大字岡字別子山 | 大山咋神・大国主神 | 伝教大師が始めて祭祀 | |
式内 |
●意賀美神社 |
枚方町大字伊加賀字宮山 | 素盞鳴命・高おかみ神 | 創建年月不詳 |
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